第2回
はじめてのピーリング体験と洗顔について
前回は宮地先生に肌を診ていただき、お肌の仕組みとピーリングについて色々と教えていただきました。
今回は早速、ピーリングを体験します。
はじめてのピーリング体験
メイクを落として洗顔し、診察台に横になります。
Dr.「お化粧を落とすと、ちょっとニキビがありますね。」
― そうなんです。
Dr.「ピーリングは初めてですよね?」
― はい。
Dr.「ピーリング剤は筆を使用せずに、私が手で塗っていきます。それでは、はじめていきますね。」
(薬剤を塗りながら)ここの部分、ニキビが繰り返してるから、ちょっとニキビのシミが出来ていますね。どうですか?痛くないですか?」
― 全く痛くないです。
Dr.「少しひりひりする感じだと思います。ピリっとして痛い、嫌な感じがしたら言ってください。」
― はい。今ちょっとだけ痛いです。
Dr.「我慢できる範囲ですか?」
― はい、我慢できる範囲です。
Dr.「たぶん、あと1分くらいで慣れて来ると思いますが、痛くなってきたら言ってください。」
― はい。
Dr.「ピーリングは一回一回深くしていきます。患者さんの皮膚の状態に合わせて、変化させます。最終的にはお薬の濃度も、時間も長くなっていきます。」
(顔全体に塗り終わって少しして、、、)
Dr.「はい、ではピーリング剤を軽く拭き取ったので、お水 を使って一回流してください。 」
薬剤を洗い流し、再び診察台に横になります。
処置室に入ってからここまで、とてもスムーズであっという間です。
治療後のスキンケアと洗顔について
ここからは、処方のローションやクリームを塗ってもらいながら、これからのお肌のお手入れ方法とチャコールバー洗顔の大切なポイントを教えていただきました。
Dr.「まず洗顔をしたら、一番最初に処方のローションとクリームを塗ってください。(触りながら)まだちょっと堅いところがあるので少しニキビが出る可能性ありますが、徐々に皮膚の感じが変わってくるのがわかりますよ。」
― やっぱり触ってくださるから、分かるんですね。
Dr.「そうですね。今、つっぱって痛いところはありますか?」
― 特にないです。
Dr.「ひりひりしてるところもないですか?」
― ないです。
Dr.「わかりました。ピーリングの治療中は、朝と夜の洗顔に関しては、スクラブがあったりピーリング成分を含むものを使うとその分刺激になってしまって治療がうまくいかないので、刺激の少ないもので泡洗顔をしてください。今回はチャコールバーを使っていきます。ピーリングと併用することで、すごく乾燥感が出てきてしまうことがあるんですね。そういう場合は、泡に黒さがなくなるまで石けんをしっかりと泡立ててください。」
― 黒さがなくなるまでですか︖
Dr.「しっかり泡立てると、泡が白くなりますよね。」
― はい。
Dr.「少量を、しっかり泡を立てた状態で、毛穴詰まりをしているところに、のせて洗浄してあげます。ピーリングの2、3日後はちょっと強いので、無理をせずに開始して、毎日洗浄してあげてください。ここで大事なのが、洗顔後しっかりと保湿をしてほしいんです。」
― しっかり保湿。
Dr.「はい。本日お渡しする保湿剤で、しっかり保湿してください。そこが要になります。あとはきちんと日焼け止めも使ってくださいね。そして夜は必ず最初にクレンジングを使って落としてください。その時点ではまだ化粧の粒子・クレンジング化粧品が肌の上に残った状態なので、それをチャコールバーで洗顔することで完全に落としていきます。
ちょっと分かりにくいですが、毛穴を家に帰って見てもらうと、固まった皮脂が浮いて出てきているのが見えると思います。それを押し出さず、泡で少し洗浄してあげたりとか、クレンジングオイルでやわらかくマッサージしてあげると、だんだん取れてきます。」
― 分かりました。あとは、サプリですよね。
Dr.「はい、飲み忘れだけないように。あとは、ニキビの塗り薬も出しておきますね。4 週間の間隔で、次の治療を受けてください。」
― はい。1ヶ月やってみます!
処方してもらったお薬。
これらとチャコールバーの洗顔を合わせて、きれいな肌を目指していきます。
ピーリングを体験した感想
治療後、自宅にて洗顔する際、宮地先生に教わった方法でチャコールバーを泡立て洗顔したところ、浮き上がった黒ずみが綺麗になったことに驚きました。